お楽しみメニューのご紹介~3月~
【3月11日のメニュー】
🌸筍ごはん
🌸めばるの照り焼き
🌸酢みそ和え:ねぎ、人参、蒲鉾、胡瓜、わかめ
🌸すまし汁:桜の形の生麩、万能ねぎ、卵
🌸ねりきり:ハート型の白いねりきり(中はココア味のあんこ)
今回のお楽しみメニューは春を一足先に味わって頂こうと思い、春らしさ満点のメニューにしました。
春が旬の筍やメバル、桜の生麩を取り入れ、デザートにはホワイトデーをイメージしたねりきりを使用しています。患者様、デイケアのご利用者様には、春を楽しんで頂けたのではないかと思います。
<筍について>
竹の地下茎から出てくる若芽が筍です。食物繊維が豊富で、腸の中からキレイにして便秘の症状を改善して
くれます。さらにコレステロールの吸収を防ぐため、動脈硬化予防にも役立ちます。筍にはカリウムも多く含まれておりナトリウムの排出を促してくれるので、高血圧を予防する効果があります。
また、茹でた筍の節などに白く固まっているものはチロシンという物質です。チロシンは水に溶けにくいために浮き出てきますが身体に悪いものではありません。必須アミノ酸という、人間の体では作ることができない
アミノ酸なので、筍を食べる際は取らずに食べるようにしてください。
【3月26日のメニュー】
🌸 桜寿司
🌸 金目鯛の塩麹焼
🌸 菜の花とあさりの辛子和え(菜の花、人参、あさり)
🌸 若竹汁 (竹の子、わかめ、)
🌸 デザート(桜のロールケーキ)
ブリは温暖性の回遊魚で、東シナ海、日本海、太平洋でよく見られます。大きくなるにつれ、呼び名が変わる出世魚で1メートルをこすと「ブリ」になります。ちなみに東京では15センチを「ワカシ」、40センチを「イナダ」、60センチを「ワラサ」と呼んでいます。ブリの旬は今の時期の冬です。冬のブリは特に脂がのって美味しいです。しかもブリには青魚特有の栄養成分、EPA,DHAという脂肪酸が含まれています。この脂肪酸は、血中のコレステロールを下げたり、脳の働きを活発にしてくれる栄養がたくさん入っています。今回のブリはお魚屋さんに頼んで腹の部分の切り身を調達しました。柔らかな舌触りとともにブリの旨味がでてとても好評でした!おいしいブリを食べて身体も心も元気になりましょう!
あさひ病院栄養科